小学校が長い間休校になり、子供たちが家にいる時間が増えました。
この休校中、子供の学力を心配している方は、多いのではないでしょうか。
学校で授業ができない今、「オンライン授業」、「1人1台タブレット」などの取り組みも話題になっていますね。
下の図からも、子供の教育のために、政府が積極的にタブレットを取り入れていることがわかります。
高価な買い物になるので、絶対に失敗したくないですよね。
そんなお悩みの方に、おすすめのiPadをご紹介します!
子供専用iPadのおすすめは、iPad(無印)
ズバリ、子供専用で使うなら、おすすめは、iPad(無印)。
そこで、おすすめの理由を詳しくまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね。
iPadのスペックを徹底比較
サイズ
個人的な意見として、子供の学習用タブレットにするには、iPad miniはちょっと小さいです。
写真でどれくらいの大きさなのかを確かめてみましょう。
写真でサイズを比較
一番左は、Samsung(サムスン)の「Galaxy Tab S」タブレットで、8.4インチ。
iPad miniは、これよりもさらに小さい7.9インチです。
真ん中は、子供専用のiPad Airで、10.5インチ。
一番右は、私が使っている11インチiPad Pro、となっています。
8.4インチのタブレットと10.5インチのiPad Airで同じウェブサイトがどう表示されるか比較
もっと画面が大きいものが欲しいのなら、12.9インチのiPad Pro、ということになりますね。
✔持ち運びだけで考えればiPad miniが一番だけど、画面が小さいためにお絵かきアプリやゲームアプリで楽しむのは不向き
✔12.9インチiPad Proは画面が大きくて見やすいけれど、持ち運びに不便
重量
サイズが大きくなればなるほど、iPadは重くなります。
11インチiPad Proのほうが10.5インチのiPad(無印)よりも軽くなりますが、これはiPad(無印)のほうが厚みがあるから。
iPad Proの12.9インチとなると、650g近くもあります。
500mlのペットボトルよりも重い!
iPad(無印)、iPad Air、11インチiPad Proだと、450g~480g程度です。
✔サイズと重量のバランスからいって、10~11インチくらいのiPadがちょうどよい
価格
1番安いのは、iPad(無印)の32GBで、34800円(Apple公式サイト価格)です。
反対に、一番高いのは、12.9インチiPad Proの1TBで、159800円。
12.9インチiPad Proの1TBは、性能抜群、サイズも容量も大きい優れものですが、iPad(無印)の32GBが4つ買えちゃうお値段!
どうしても値段が高いことがデメリットになってしまいます。
私が愛用している11インチiPad Proの256GBでも、95800円します。
iPad Airだと、64GBのもので54800円。
iPad Proほど高くはないので、手が届きやすいのではないでしょうか。
✔1番お値打ちなのは、iPad(無印)
✔2番目に低い価格は、iPad Air
iPad(無印)vs iPad Air ー 何が違うの?
iPad(無印)とiPad Airは、ほとんど同じサイズです。
厚みがある分、iPad(無印)のほうが重いですが、27gなのでそこまで気になりません。
しかし、価格が34800円と、54800円なので、2万円も違います。
- 容量
- チップ
34800円のiPad(無印)の容量は、32GB。
一方、54800円のiPad Airの容量は、64GBです。
基本的に容量が大きくなればなるほど、値段も高くなります。
実は、iPad(無印)の128GBの価格は、44800円。
確かに32GBのものに比べて高くはなりますが、iPad Airの64GB容量のものよりも、安いんです。
それは、チップが違うから。
✔iPad(無印)は、A10 Fusionチップ
✔iPad Airは、Neural Engineを搭載したA12 Bionicチップ
詳しく理解するには、コンピューターの知識と長い説明が必要になるので、ここでは省略します。
一言で言えば、A10 Fusionチップより、Neural Engineを搭載したA12 Bionicチップのほうが、性能がいい。
3Dゲームや動画の再生などで高速な処理が必要となる場合には、iPad Airのほうが有利です。
でも、音楽や動画などをたくさんダウンロードしたり、コンピューターのかわりとして使うわけではなければ、A12 Bionicチップほど性能がよくなくても大丈夫ですよ。
子供の学習やお絵かき、普通にゲームをするくらいなら、iPad(無印)の性能で十分満足できる
総合的にみて、iPad(無印)がいい
これまでの説明で、iPad(無印)はコスパ最強ということがお分かりいただけたと思います。
ここで焦って、「1番安いから」と32GBと買おうとした方、ちょっと待ってください!
のちのち後悔することがないように、最後まで読んでださいね。
最後の注意点
iPad(無印)には、32GBと128GBの2種類があります。
32GB 34800円
128GB 44800円
3GBGと128GBの価格の差は、ぴったり1万円です。
もちろん、安いほうがいいですよね。
でも、個人的な意見として、32GBって、かなり容量が小さいんですよ。
子供のiPad Airのストレージを見ると、こんな感じです。
256GBのうち、48.4GBを使用しています。
ゲームやお絵かきアプリ、学習アプリなどが20個以上入っているので、これくらいの容量を使ってしまうんですよね。
私のSamsung Galaxy Tab Sは古いものなので、容量が16GBしかありません。
16GBのうちの、14.48GBを使用しています。
ということは、ほぼ容量いっぱいまで使っている状態。
これだと、動作がとても遅い!
容量をいっぱいまで使ってしまうと、動作が重く、動画などがカクカクしてしまったり、ときにはアプリがフリーズしてしまうことも。
❝空き容量が 1 GB を下回る状況が続くと、コンテンツが増えるたびに iOS がそのつど空き容量を作るので、それに伴い、デバイスが低速化する場合があります。❞
とアドバイスしています。
また、32GBのiPadを購入しても、実際は32GBを全部使えるわけではありません。
Appleの公式サイトの注意事項として、
実際に利用できる容量は仕様を下回り、多くの要素によって変わります。標準構成では、モデルと設定に応じて、約10GBから13GBの容量(iPadOSとあらかじめインストールされたアプリを含む)がすでに使われています。あらかじめインストールされたアプリは約4GBの容量を使用しており、削除と復元ができます。ストレージ容量はソフトウェアのバージョンによって変わり、デバイスによって異なる場合があります。
と書かれています。
あまりたくさんアプリを入れず、写真や動画なども少ししか保存しなければ、32GBで足ります。
でも、容量不足にならないかいつも心配しながらiPadを使うのって、あまりうれしくないですよね。
Androidタブレットであれば、SDメモリーカードを使うことでストレージの増設ができますが、iPadは後から増設ができません。
だったら、ちょっと奮発して1万円余分に出して、4倍の容量があるiPad(無印)の128GBを買ったほうがいいのでは?
我が子たちは、写真を撮って写真加工アプリやお絵かきなどで編集して楽しんでいますし、思い出の写真や動画をiPadに保存しておきたいのなら、断然128GBがお得です。
徹底的に比較した結果、iPad(無印)の128GBがおすすめ!
これからのオンライン授業や、オンライン講座、また、家での学習に備えておく価値はあります。
子供に持たせるiPadとして、iPad(無印)の128GBが、1番コスパがよく満足できることをお話しました。
今のうちからタブレット教育に慣れておくことができますし、ぜひこの機会に、たくさんの教育アプリやゲームなどから子供にピッタリのアプリを見つけて、親子で一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?