この記事では、子供に自分でABCの絵本を作ってもらい、遊びながら英単語を楽しく覚えてもらう方法をご紹介します。
また、
「英語を習いたてで、ほとんど英単語が思い浮かばない」
「英単語は覚えたいけれど、図工はあまり好きじゃない」
「子供が小さくて、じょうずに絵が描けない」
そんな子供のために、Amazonや楽天などで入手できるオススメのABCの絵本もご紹介します。
ABCの絵本を手作りする3つの英語効果
覚えた英単語(インプット)を自主的に書く(アウトプット)することで、頭に定着しやすくなる
英単語を読んで覚えることはとても大事。
でも、読んだままにしておくと、忘れてしまいがちなんですよね。
「読む ⇒ 書く」という、「インプット ⇒ アウトプット」をすることで、英単語は身につきやすくなります。
せっかく覚えた英単語。
読めるだけでなく書けるようにしておけば、将来、英作文を書くときに役立ちますよ。
絵本を作る作業中にアルファベットや英単語を書くことで、頭にも手にもなじむようになる
これまでに学習した英単語の復習になる
英単語は何度も読んだり書いたりすることで、しっかり長期記憶に残るようになります。
反対に、英単語を1回読んだだけでは、1日、1週間くらいは覚えていられても、その後忘れてしまうことが少なくありません。
短期記憶から長期記憶に移すためには、反復練習が効果的です。
自分で絵本を作ることで、これまでに覚えた英単語を思い出すという頭のトレーニングをするため、英単語の復習につながります。
絵本を作るという遊びを通して、英単語の復習ができる
英単語を日本語ではなくイメージで覚えるため、英語脳を作る手助けになる
英語脳を作るには、英語を英語のまま覚える必要があります。
英語をイメージで覚えれば、日本語に訳す作業がいりません。
例えば、「apple」を「りんご」に置き換えるのではなく、appleのイメージのまま、頭に定着させます。
別の例として「crosswalk」はいかがでしょう?
この単語の意味がわからなかったとしても、
このイメージが「crosswalk」と覚えればいいわけです。
大人であれば「ああ、横断歩道のことね」と無意識のうちに日本語に変換してしまうかもしれません。
でも子供であれば、「イメージ=英単語」で覚える可能性が高いです。
いわゆる、英語ネイティブの赤ちゃんや幼児が言葉を覚えるのと同じ方法ですね。
絵本を作ることで英単語とイメージが直接結びつくようになり、結果として英語脳を鍛えられる
ちなみに、英語脳を育てるにはピクチャーディクショナリーが断然オススメです。
こちらの記事で詳しく説明しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
ABC絵本作りの材料
- 紙
- 色鉛筆、絵具、カラーペンなど
材料はものすごくシンプル。
最低限、お絵かき道具2点(紙とペン)があれば大丈夫です。
iPadとApple Pencilなどのデジタル版でも、ぜんぜん構いません。
モンカナ家娘は、コピー用紙にクーピーペンシルで作成することに決定。
ふつうのコピー用紙(A4サイズ)を半分に折り、ページの左側にはアルファベットの大文字と小文字を、右側には英単語とその単語の絵を描いてもらいました。
モンカナ娘の作品例(A~H)
「Balloons」のsの前に、アポストロフィがついちゃってますね(汗)
このような文法の間違いに気づくこともあるので、読むだけでなく実際に英単語を書かせることは大切です。
間違いに気がついたら、子供にさりげなく正しいスペルを教えてあげてください。
間違えることはぜんぜん悪いことじゃない。
むしろ、正しく覚えるための1ステップ。
間違えてもいいから、どんどん書かせてあげよう!
Hまで来るとちょっと疲れてきたようで、Antに比べて雑になってきているような気がしますが、それでもいいとしましょう。
モンカナ家娘のABC絵本の例でしたが、他にもいろんな英単語が使えますよね。
例えば、
apple、airplane
Aにはbutterfly、bear
Bにはcookie、cat
Cにはなど、英語を習いたての子供でも思いつきそうな単語もけっこうあります。
「Dがつく単語は何があるかな?」
「diamond以外にも何があるのか、一緒に考えてみよう!」
と質問して、知っている単語をどんどん思い出させてあげてください。
もし何も思い浮かばないようなら、
「じゃあ、Dがつく単語には何があるのか、調べてみようか」
と一緒に調べてあげることで、新しい単語を覚えるきっかけを作ってあげると、単語量がどんどん増えていきますよ。
遊び感覚で英単語を調べたり書いたりすること継続していくことで、子供の単語量はぐんと増える
ABCの本
「子供にABCの本を手作りさせる前に、まずは英単語を覚えさせたい」
「ABCの本で読み聞かせがしたい」
そんな方のために、市販のABCの本をご紹介します。
ABCの本じゃなくてもいいから、子供が英単語を楽しく覚えるための本が知りたいという場合は、ピクチャーディクショナリーがオススメです。
「幼児・子供の英単語を増やして英語脳を育てるならピクチャーディクショナリー」を参考にしてください。
紙の本
ABCを習いたての幼児向けの本です。
この本のオススメポイントは、それぞれのアルファベットが描き順つきの線路になっているところ。
線路をなぞることでアルファベットを正しく覚えられるように工夫されています。
また、
- ふつうれっしゃ「local train」
- かいそくれっしゃ「rapid train」
など、鉄道や駅に関係した英単語がたくさん載っています。
電車でお出かけするときに持っていけば、子供が喜ぶこと間違いありません。
ABCのワークブック
英語を習いたての幼児(4~6歳)が対象のワークブックです。
「絵本までは描けないけれど、アルファベットを書く練習はさせてあげたい」
「遊びながらアルファベットを覚えさせてあげたい」
そんな方にピッタリですよ。
アルファベット版とたんご版の2種類。
どちらもゲーム要素が強いので、喜んで英語遊びしてくれるはず。
Kindle Unlimited版
ここで紹介する本は、Kindle版です。
さらに、Kindle Unlimitedで読める本ばかり!
お気に入りの本を購入することもできます。
でもKindle Unlimited会員になれば、すべて追加料金なく読み放題なのでかなりお得です。
Kindle Unlimitedをはじめて利用する方は、30日間の無料体験ができるので、ぜひお試しください。
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Audible(オーディブル)版
Audibleでもアルファベットが覚えられます。
Audubleのおすすめポイントは、音声が聴けること。
目で見るだけでなく、生の英語を聴いて正しい発音を学ぶことができます。
紹介する本は、アルファベットを歌とリズムで学べる優れもの。
Audibleも30日間の無料体験期間があり、最初の1冊は無料です。
英語学習者のAudible活用法(多聴)については、こちらの記事がオススメです。